2006年01月10日

野洲サッカー

野洲“セクシーサッカー”で日本一

高校サッカー界に新風が吹いた。第84回全国高校サッカー選手権は9日、東京・国立競技場で決勝が行われ、野洲(滋賀)が前回大会優勝の鹿児島実(鹿児島)を延長戦の末に2―1で下し初優勝した。野洲は1―1で迎えた延長後半7分にFW瀧川陽(3年)が決勝ゴールを決め熱戦に決着をつけた。山本佳司監督(42)が追求する個人技を重視したパスサッカーで見事に頂点を射止めた。

 高校サッカーの歴史を変える終了の笛が響いた。3万人を超える観衆の歓声と悲鳴が交錯する中、野洲ベンチ前に歓喜の渦が広がった。滋賀県勢初の全国制覇。山本圭司監督は「最高の舞台で最高の試合ができたことを誇りに思う。試合前は“負けるかな”と思っていたけど、野洲らしいサッカーをすることだけを心掛けた」と、目に涙を浮かべて勝利に酔いしれた。

 最後も“セクシー”に決めた。1―1で突入した延長後半7分、左サイドのDF田中がサイドチェンジ。ボールを受けたMF乾のヒールパスにMF平原が反応した。間髪入れずにダイレクトでスルーパス。走り込んだMF中川が中央にクロスを送ると、最後は途中出場のFW瀧川が右足で押し込んだ。7本のパスを鮮やかにつないだ美しい一撃だった。

 山本監督は日体大時代にレスリング部に所属。ケルン大留学時にサッカーの魅力に取り付かれ、指導者になる決意を固めた。サッカー経験がないからこそ、練習では「技術」にこだわった。すべてのメニューでボールを使い、素走りは一切ない。守備では約束事を決めているが、攻撃は選手の自由な発想に任せている。「日本の指導は用意ドン。それでは世界に勝てない」。鹿児島実、国見など、体力重視のチームが引っ張ってきた高校サッカー界に新風を吹き込んだ。

 ピッチ内外で選手の自主性を重んじた。全体練習の時間は2時間半に限定、あとは自主練習に充てる。今大会中もホテルに携帯電話、テレビゲームの持ち込みは自由。消灯時間も決めず選手個々の意識にすべてを任せた。その結果、選手は考える能力を培った。相手の速いプレスにあったこの日の試合では、状況に応じてロングキックも選択。型にはまらない臨機応変なプレーで頂点に立った。

 日本協会の川淵キャプテンは「久しぶりにこんなに面白いサッカーを見たよ。本当に素晴らしいね」と絶賛。田嶋技術委員長も「新しい風を吹き込んだ」と目を細めた。「セクシーサッカー」を体現し、84回大会は文字通り「84=野洲」の大会となったが、指揮官の口癖は「サッカーは生き物」。次の目標となる史上9校目の連覇へ、さらに新しいサッカーを掲げて再び国立に帰ってくる。

 ▽セクシー・フットボール 元オランダ代表のスーパースターであるルート・フリットが掲げたサッカー。96年にチェルシーでプレーヤー兼監督に就任すると、ACミランやサンプドリアで長くプレーした経験を生かして、ビアリやゾラらイタリア代表のビッグネームを獲得。流れるような攻撃的なサッカーを目指した。

野洲高の優勝おめでとう

大変面白いサッカーだといえます。可能性ある一つの選択肢だと思います。

縦てに上がり、バックパスをして横に振る単純な話しなのだが、シュートチャンスは、かなりつかめるようですね。

今後研究してくると多彩なフォーメーションが出てくるだろうな。

野洲のサッカーです。
posted by soccerboy at 09:26 | Comment(0) | TrackBack(1) | サッカー国内
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今大会は滋賀県の高校が優勝。ではいままでいちばん多く優勝している都道府県は?
Excerpt: ★●●●●●●7問中1問目 問題:「高校サッカー、野洲が初優勝…延長戦で鹿児島実破る」(YOMIURI ON LINE 060110) http://www.yomiuri.co.jp/spor..
Weblog: 町人思案橋・クイズ集
Tracked: 2006-01-10 11:05
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